料理好きなお母さんたちが
できたてをふるまう、
地域に愛される地元食堂。

わのわ会では、日高村の地元食堂として親しまれている「喫茶わのわ」と、村の駅に併設した「トマトスタンド」を運営しています。お店いちばんの人気商品は、地域の特産品である「日高村フルーツトマト」をたっぷり使ったオムライス。地元の食材をたっぷり使った、地元のお母さんたちがふるまうやさしい味が自慢です。店内は家庭的なほんわかとした空気で、まるで、家族みんなとご飯を食べているような感覚になれると評判。地元の人たちが集う場所として、毎日通える気軽な食堂として、たくさんの人たちが訪れてくれます。

村民や学生さんと力を合わせて村おこし。
「日高メシふぇすてぃばる」を初主催!

今ではすっかり日高村の名物となった「日高メシふぇすてぃばる」。このイベントをわのわ会がはじめた理由は、地域伝統のお祭りが衰退してきているという背景にありました。一世代前までは、お祭りの日は神社の参道にたくさんの出店が並んでいました。しかし、時代の流れと共にその景色がなくりつつある……そんなときに立ちあがったのが、わのわ会のお母さんたち。「村のみんなにもっと楽しんでもらおう」「お祭りで賑わう風景を取り戻そう」と、地域の住民や学生さんたちに声をかけたのでした。

日高村にある飲食店に「日高メシ」として出店をお願いしたり、地元に住むおじいちゃんや子どもたちが協力してお祭りに飾る灯籠をつくったり、高知大学の方々にも協力してもらって、ワークショップやライブパフォーマンスを開催してもらうなど、みんなでつくり、みんなで盛り上げていった「日高メシふぇすてぃばる」。当初は10店舗ほどで賑わう小さな規模のお祭りでしたが、今では、毎年30近いお店が出店する地域全体が関わる村の一大イベントに。子どもから大人まで、たくさんの人々が参加してくれるこのお祭りは、村おこしや地域活性の成功事例としてもよく紹介されるようになりました。

高知大学の若者たちと一緒に、
地域を盛り上げる方法を、これからももっと。

私たちの活動にいつも力いっぱい協力してくれているのが、高知大学の公認サークル「あだたん」の大学生たちです。日高村フルーツトマトを使ったレシピ集の制作や、「喫茶わのわ」の新メニュー開発、「日高メシふぇすてぃばる」の企画参加や日高村フルーツトマトを日曜市で出店販売してくれるなど、「喫茶わのわ」に限らず、さまざまなかたちで日高村を応援してくれています。また、在学生に限らず、就職などで東京へ移住した卒業生とも協力しながら、高知の魅力を発信するコミュニティ活動を行うなど、幅広いフィールドで活躍してくれています。

できたてを、地域のみなさんへ。
「食」を通じて、さまざまな支援を。

「喫茶わのわ」では、できたてのメニューをより多くの人たちに提供できるよう、配食サービスも実施しています。地域の企業の方々への定期配食をはじめ、子育てが忙しくて食事をつくる時間がない方や、高齢などを理由にお店まで足を運ぶことが困難な方など、さまざまなライフスタイルの方に選んでいただけています。また、地域のケアマネージャーや保健師と連携を取り、高齢者の方にお届けする際には残食の確認、服薬の声かけ、安否確認を同時に行うなど、地域のセーフティネットとしても活動しています。

●喫茶へのアクセス情報掲載
喫茶わのわ2号
〒781-2153 高知県高岡郡日高村本郷512
営業時間:8:30~15:00(ラストオーダー14:00)
定休日:第2、第4日曜
電話: 0889-24-7242トマトスタンド(村の駅内)
高岡郡日高村本郷1478-9村の駅ひだか内
営業時間10:00~17:00
電話 :0889-24-4004
※お電話でのお問い合わせは平日のみとなります。