2017.11.23
小村神社で開催されたメシフェスティバル2017のご報告

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2017年11月23日 高知県 安岡 千春

秋も深まり紅葉のきれいな時期となりました。高知は日中20℃近くあっても朝夕は10℃を切ります。この温暖の差がきれいな紅葉を生んでいるようで今年は山に登らなくてもきれいな色を楽しめています。仁淀ブルーに舞い落ちる赤や黄色の落ち葉を見に行く方も多くみられる週末ですがイベントもあちこちで開催されています。
日高村でも12日「日高メシふぇすてぃばる!」を開催しました。
これは、地域のみんなでおいしいものを食べようというイベントで、今年で4回目です。

主催は、私たち地元のNPO法人「わのわ会」です。
わのわ会は女性ばかりですから準備は大変でした。テントを立てたり、机や椅子を軽トラで借りに行き設置、のぼり旗を立て、発電機や投光器の設置重たいものばかりでたいへんでした。今年初めてのトマト柄の提灯セッティングには特に四苦八苦しました。
何処のコンセントに何ボルトまでの提灯を繋いでいいのか?コンセントにさせば明かりがともる!そんな簡単なことではなかったのです。だからイベント専門の業者さんがいるのかとおもったことです。
12日は、お天気も良く200mの参道には、屋台や子どもの遊びコーナー等の出店が並び 家族ずれやお友達で食事やおしゃべりを楽しむ姿が見られ幹の間から長く差し込む晩秋の日差しも楽しんでもらえたと思います。
食の部分では、日高近辺だけでなく西や東の美味しいものも取りそろえ、地域のお年寄りは「いっつも食べれんもんが食べれて良かったちや、又来年もやってよ」と喜んでくれました。

土佐打ち刃物の鋏屋さんが包丁の研ぎ直しや柄の付け替えなどしてくれたり、どんぐりの置物作ったり、初出店の高知大学国際協力団体スキップさんのコーヒーの香りは参道にいい香りを漂わせてくれました。地域おこし協力隊で仁淀川町の手づくり蒟蒻に魅せられた山のめぐみ舎さんの作るこんにゃくは昨年に引き続き人気ぶり、蒟蒻芋も仁淀川流域の芋です。私は、湯がいてアツアツを生醤油で食べるのが大好きです。
日高養護学校の先生グループがの学校紹介ブースでは、子どもを輪ゴム鉄砲作りで呼び込み親に学校説明をしていて先生にして置くには勿体無い手口だと一人笑いをしてしまいました。

参道の奥では広い境内に用意したステージで、高校生の軽音楽、大学生の(よさこい踊り、マジック、アカペラ、ジャズ)や最後には地域のお年寄りも一緒になって口ずさんだ昭和の歌謡曲で18:30まで楽しいひと時をすごしました。16:00からはトマト柄の提灯と日下小学校の子どもたちが描いてくれた絵を張った灯篭に灯がともり、写真家やスマフォ片手に写メる人達のインスタスポットになっていました。
来場者約1300人で小村神社の参道が一気ににぎやかになり地域の方から楽しかったと言う声を頂きました。食欲の秋、美味しいものを食べて過ごせる健康な毎日に感謝です。

月曜日の片付けも頑張り達成感もありホッとしたいところですが、来年5回目の開催に向け反省と評価をアンケートも参考に歩き始めてます。
イベントは、これで良し!と言うものが無いので毎回変化していくことが楽しくもあり大変な部分だと回を重ねるごとに重くなってきてます。マンネリ化しないように地域の活性化の一役を担っていけるイベントとして変化を楽しめるよう勧めていきたいと思います。

又今月の26日は日高村で開催されるマラソン「ひだか茂平マラソン」があります。
茂平は、1737年くらいに日高村で生まれた実在人物で、猿田洞で仙人に修業を付けてもらいその後義賊として活躍し「土佐の鼠小僧」と言う異名ももちます。茂平が修業した猿田洞は1858年に発見され山裾から頂上まで1㎞ほどの石灰洞で3層に分かれた洞内は手つかずの部分もありスリル満点です。このマラソンの折り返し地点がこの猿田洞です。マスコットキャラクターの茂平君に合えるかもです。
走った後は日高のトマトを使ったピザやナポリタンをはじめとする美味しいものが勢ぞろい。閉会式では来場者全員参加できるお楽しみ抽選会が開催されます。
走った人も、応援の人も、美味しいもの食べに来た人もみんなで楽しみましょう。
日高村で待ってまーす。

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