2018.04.10
大きな屋台村「ひろめ市場」

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2019年4月10日 高知県 安岡 千春

三寒四温と言う言葉がありますが、この温暖の差はひどいですね。
雪と梅は見たことありますが 雪と桜はびっくりですね。
高知の日中は、夏のような暑さが続いていて春を惜しむ暇もなく夏です。

 

今日は、前回予告させていただいた、ひろめ市場についてお話しします。

高知県の目玉観光施設として取り上げられることも多い「ひろめ市場」は1998年にオープンして20年になります。

土佐藩の家老、深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)の屋敷(ひろめ屋敷)があったことで「ひろめ」と名前が付いたようです。飲食店の他に衣料品やお土産などの店60店舗も入っている大きな屋台村、昼間っからお酒の飲めるフードコートです。

ごった返していて相席で利用するので、すぐに喋りかけてくれ知らない人とのおしゃべりが楽しい。どの店の料理をどこで食べてもOKで片付け無くても大丈夫。

ひろめ市場をモデルにした「姫路ひろめ市場」「高松いろは市場」をオープンしたようですが2年未満で閉鎖となっています。

ひろめ市場は、高知県民の平日の昼間の利用も多く私も市内で急いだ昼食は、ひろめ市場でササッと済ませます。

 

朝から晩まで何時でもお酒が飲める。

待つのが嫌い、並ぶのも嫌い。

そんな「土佐人」の気質にあった雰囲気やシステムで活気づいているようです。

 

ひろめ市場に行ったら、一番先に座る席を確保して好きな店から食べたいものを買ってきて食べる、一人で食べていても隣の席の人と話が弾む、「どこから来られました?」「その料理 どの店で買いましたか?」「どこのお酒が美味しいですか?」「高知のお薦めスッポットは?」など話しているうちに買ってきたものを分けっこしたり。

 

カツオのたたきをはじめ、じゃこ天、から揚げ、オムライス、お寿司、餃子、ピザ、ケーキ、アイスクリーム等など無いものが無いところです。もちろんビールに地酒、ワインに焼酎…

ゆっくり静かには飲めないですが、ぜひ土佐人に会いに来てください。

 

ひろめ市場の基本コンセプト
・高知の新しい観光スポットとして、高知の衣食住文化を「ひろめる」
・高知の人情・人となりを「ひろめる」
・高知の基礎知識・芸術・文化を「ひろめる」

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