2018.09.11
秋の味覚「我が家の新米」について

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2018年9月11日 高知県 安岡 千春

この夏の仁淀川は、台風や大雨で週末澄んだ川を見ることが難しかったのですが、やっと空の青さと日本一の水質である澄んだ川が帰って来た感じです。

日中は、射しつく暑さがありますが川に入ると冷たく、泳ぐと川風が寒くブルッとする感じです。
季節は、秋ですねー。

 

今日は、秋の味覚「我が家の新米」についてお話しします。

前回の放送で、日高村は浸水する村と言われるほど水との闘いが続いた村でした。とお話ししましたが、その昔、江戸時代に日下村(日高村)では、米がとれない年が続いたことがあったようです。
食べるものに困った庄屋や百姓達は、村人のために年貢をおさめなくていい“隠し田”を作りました。
ところが、(1673年)お城から役人が検地(調べ)にやってきて、山の谷あいに黄金色に揺れる稲穂を見つけられ“隠し田”のことがばれてしまいました。
庄屋の勘右衛門と年寄(相談役)の覚右衛門(別名六の丞)と百姓新兵衛の3人は責任者として、江尻の川原で処刑されました。その3人の墓のあとに秋森神社が造られ今も祀られています。

 

さて、はなしをもどして我が家の新米ですが

うちの田んぼは、昔は、仁淀川の本流沿いに竹やぶがありその竹藪に沿って広がってました。堤防がなかったので仁淀川の水が増水すると水没してました。竹藪があったので流れることはなかったのですが、台風で全部倒れてしまいその後も雨が降ると稲刈りしないうちに稲穂から芽が出て、根が出て収穫しても美味しくなくて、それは機械で刈り取り出来ないので鎌で一株ずつ刈り取り大変な作業でした。今は、堤防が出来て浸かることも無くなり、水は竹藪の中の水源地からくみ上げ、美味しい新米が今年も取れました。

水とお米は本当に関係が深いですね。

堤防が出来て「安心」ではありますが、人間の技術におぼれることなく、自然の猛威を思い浮かべながら感謝の気持ちでいただくと、新米だけでなくどの野菜にも愛着が沸いてきます。

 

「ごちそうさま」

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