2017.10.12
フードビジネスクリエーターと地域の祭り”メシフェスティバル”

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2017年10月12日  高知県 安岡 千春

南国土佐の高知と言われているだけあって、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが日中の日差しは強く、秋らしい風が吹く割には日差しがまぶしく痛く感じます。
そんな中8月に植えつけた日高村のトマトは、ぐんぐん大きく育っています。

私たちの作っているトマト加工品についてご紹介させてください。
毎回お話ししている私たちのNPO法人は地域の困りごとを解決しています。
トマト農家さんに農家の手伝いに行って規格外のトマトのいき場所が無くて困っていると聴き加工品を作り始めました。働いているのは普通の主婦で、喫茶のメニュー「トマトパスタ」のソースを売ってほしいと言われ、販売できる商品に磨き上げるために勉強しました。
高知県はそのころ産業振興計画が進みはじめ、加工に関する講座、マーケッティングや表示等講座嵐と言われるほど参加しました。
特に高知大学が開催していた社会人向けの講座「フードビジネスクリエーター」に参加した事は多くの知識と自信、何より大事なクラスメイト(仲間)が増えました。毎週2~3日仕事終わってからの1年講座で宿題も出るし、眠たくなるし、高知大農学部までは日高村から車で1時間、ギリギリまで仕事して走るので毎回遅刻してよく注意されました。その講座を受けてもう8年になりますが、高知大副学長の受田先生の講座は素敵でした。
専門的なことは難しく、もちろん聞いてるだけ。でもそんなレベルの違いを先生は分かっていて、「カツオはなんで泳ぎ続けることが出来るのか?」「高知の野菜の色がきれいなのはなぜか?」わかりやすく教えてくださり、忘れられない講座となっています。
永田先生の発酵化学でキリンのうんちから取れる酵母菌で食パン作るとか、知的財産とかとかとか知らないことを学ぶことはいくつになってもワクワクすることですね。
その次の年、高知県が行っている「目指せ弥太郎商人塾」を受講しパッケージデザインの見直しやコンセプト作り等又新しい仲間が増え楽しい日々を過ごしています。
こうやって出来上がったトマトソースは、今では全国色々なお店に置いていただけるようになりました。

加工品とまとで作るオムライスのイベントがわのわ会主催で開催します。
第4回日高メシふぇすてぃばる!
11月12日(日)10:00~18:30
JR四国 土讃線 高知駅から下り10個目の駅 小村神社前駅すぐ前の小村神社参道と境内で開催します。 雨天中止

日高メシ屋台村では、オムライス街道からの出店あり、隣町のしょうが街道から生姜焼きとか高知の美味しいものがあり。
雑貨コーナー
ステージ
お楽しみコーナー
小村椅子(おむらいす)探そう
オムライススプーンづくり
等など
小村神社の参道ライてイングでは、地域のお爺さんに作ってもらった灯篭の中に障害者が作ったペットボトルのろうそく立てで火をともします。
オープニングは紙の風船飛ばし
地域のヘイワ原紙さんが作っている自然に戻る紙の風船を200個とばす予定です。
風船の絵は、地域の子どもたちに書いてもらう予定です。
昨年来場者1300人今年はそれ以上を目指して盛りだくさんのイベントとなっています。
是非JRを利用してお越しください。
日高村が進めている、イタリアの小さな村のように、自然の中で幸せに暮らせる心豊かな村づくりを住民も一緒に進めていきたいと思っているそんなアットホームなイベントです。

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