2018.05.14
村指定文化財「猿田洞」

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2018年5月14日 高知県 安岡 千春

こんばんは、もう5月なのに朝晩寒く、昼間は真夏日 体調管理が難しいし、着る服にも困ってしまう。そんな高知県日高村!!空は青く田植えを待つ水を張った田んぼに映る空がなんか田舎ののどかな感じで好きな季節です。

 

今日は、日高村にある昭和35年村指定文化財となった鍾乳洞「猿田洞」についてお話ししたいと思います。
猿田洞は、本洞、枝洞合わせて1400m余りで、洞内は人の手が加わっていないので自然のままです。

垂直の登りや、千畳敷の大広間、深淵など、スリル満点です。
明かり一つないので頭につける懐中電灯は必須アイテムです。
狭いところがあるので汚れても良い動きやすい服装でリュックなどは持たないほうがはしごを登りやすい。

入口からは探検の目印となるトラロープで迷子にならないように出口を目指してください。
必ず頭をぶつけるので最低でも帽子・できればヘルメットもあるといいですね。
後半ハシゴを登ることが多いようで登らずに折り返してくる人もいるようです。

山の中腹に出ますので、山道を下ります。眺めの良いところにベンチなども設置されて、さながら『ミニカルスト』といった感じです。

 

安政五年(1858)頃発見された当時は、見物人が一日数百人に達し入口付近は出店が軒を並べる程の人気であったと言われています。
昭和30年代位までは、日に3本路線バスがあり、出店もあったとのことです。

入りたい人は、
日高村教育委員会に連絡して「今から入ります」
無事探検を終えたらもう一度「無事たんけんしゅうりょうしました」
と連絡ください。連絡がとれないと職員や消防が捜索に出動することになります。

私は、日高村に住んで半世紀になるけど入ったことはありません。リアルなコメントが出来なくてごめんなさい、暗いのは苦手です。

次回は、この猿田銅で忍術の修業した伝説に残る「日下茂平」のお話しを伝えたいと思います。

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