2018.03.15
わのわ会のことFBCのこと

【ラジオ放送のアーカイブより】

ラジオ深夜便 2019年3月15日 高知県 安岡 千春

3月花のきれいな時期になりました。今年の寒さが厳しかった分みなさん待ち遠しい春がやってきました。高知でも桜の開花ももうすぐですね。

 

ラジオ深夜便出演から一年、色んなことがありました。

出張先からや入院していて病院からの出演、たまにお店に立ってると「聴いてますよ、頑張ってね」とかこえをかけてもらったりしました。そんな年賀状を頂いたり・・
その分プレッシャーで、日高村に住んでいるのに知らない歴史を調べたりしました。
本を読むのが苦手な私ですが 図書館にも通ったことでした。
ちょっとは、日高村の全国への発信に貢献できたように思ってます。

 

この時間でも何回かお話しましたが、私たちのNPO法人「日高わのわ会」、活動を13年間、続けてきました。

「人の輪」、「話の輪」、「平和の輪」。

こうした輪が広がっていくのを願って「わのわ会」と名付けました。住民だれもが、年齢や障害に関係なく、支え合い、生きがいづくりとなる活動を「有償ボランティア」という方式で始め、今では14人の雇用をうみだしました。(14人の常勤 アルバイト・パート16人)

暮らしの中で起こる問題を解決する方法を見つけ、それをちょっと難しい言い方ですが、「ソーシャルビジネス」につなげてきました。
「ソーシャルビジネス」というのは、ビジネスを手段として、さまざまな社会的な問題を解決しようという取り組みの事ですね。

「出来る人が、出来ることを、出来る時間に」を合言葉に働ける就労の場を作り、輪を広げていくことが活動の柱です。
その中でも、食品分野に携わったものがいない中、働ける場を作ろうと活動してきました。

 

高知大学の食品ビジネス(フードビジネスクリエーター通称FBC)のお話しは10月にしましたが、その食品ビジネス講座に通って、日高村のシュガートマトを作っている農家さんの困りごとを解決していく、市場に出せない真っ赤なトマトを買取、商品開発、製造、営業販売まで、まだまだ知らないことも多く勉強の毎日ですがこの学びは大きな自信につながりました。

この、FBCも開講から10年。
500人ほどの人材が育ちそのネットワークからコラボも生まれました。
素晴らしい仲間とつながり、困ったことや情報交換したりしながら、高知の食品ビジネスを盛り上げています。

これからも日高村の「人」、「物」、「お金」を結び付けて、働く場の提供を中心に活動していこうと考えています。

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