2023年7月12日(水) 日本列島くらしのたより 晴れと雨が一日交替でやってくる今年の梅雨ですが、降る雨の量は平年以上だとか。大雨になることも多いような気がしますが、梅雨明けも近いのでしょうか。 &…
【ラジオ放送のアーカイブより】
ラジオ深夜便 2018年7月11日 高知県 安岡 千春
最初に今回の「西日本豪雨」について、少しお話したいと思います。高知県日高村では、今回の豪雨で、村内の道路が一部、土砂崩れで通行止めになる被害が出ましたが、人に関わる被害はありませんでした。
私がこれまで日高村で経験した自然災害で大きかったのは、1975年、昭和50年の台風5号の豪雨でした。この台風では、村内で25人の方が亡くなりました。近くの住宅が土砂崩れで埋まり、大変怖い思いをしました。今回の西日本豪雨でもそうですが、とにかく「いち早く非難すること」を心掛けたいと思います。
今夜は、この夏日高村で始まる村民の暮らしを体験するキャンプPOP UP INN@日高についてお知らせします。
わのわ会に所属している地域おこし協力隊の小野加央里さん 通称小野ちゃんが、日高村の自然や人と事に自分の思いを繋いで期間限定キャンプを計画しました。
彼女は、とっても魅力的、イノシシのように突き進む、そして涙もろい、そんな彼女が日高村に来て2年目です。村民を巻き込み、東京の仲間を繋ぎ、行政の後援を取りつけるこの行動力、ついつい協力してあげたくなるお茶目なキャラが良い。
彼女のビジョンは、「過疎化の進む、地方へ訪問するきっかけ作りのプロジェクトにしたい。」訪問することで気持ちをリセットしてまた頑張れるそんな場所つくりを日高村で!日高村大好きなんですって。
日高村に根付いている暮らしは、魅力的でもっと多くの人に知ってもらいたい。といってます。
私たちの生活が魅力的??そういわれてみれば贅沢かも、畑や川で取れた野菜・あゆ、美味しいお茶に美味しい空気、広い星空…都会にはないものばかりです。目の前に広がる仁淀川は日本1の水質を5年連続保ってます。
「どこの田舎にもある日常ですが、なんで日高村がいいのかな?東京だったらすぐ行けるところにあるよねー。」と聞いてみました。
「今は、ネットを通じて情報や物は得られますが、現地へ行かないと人との縁までは得られませんし、モノやコトの背景にいるのも人ですよねー。」
「人も何処にでもいるよねー」
「あーもー!好きなものは好きなんです。それには言葉に出来る答えはないのです。」
そーう!そんなに日高村を好きになってくれる人が1人から2人に3人、4人・・と増えていくことで村の中に他にはない活動が生まれてきそうです。
開催期間は、
プロジェクト名:”POP UP INN@日高村”
テーマ:清流仁淀川が流れるトマト村で、暮らしキャンプ
実施内容:期間限定で宿泊できる、暮らしを体験できる環境を提供する。
実施期間:7月、8月、9月を予定(金・土・日・祝・お盆)
提供サービス:
01.野菜収穫付き!とれたて野菜の日帰りBBQコース
02.村民に弟子入り体験あり、集落でCAMP&BBQコース
飾らない日常で用意されたお客様向けの体験でなく、季節を感じる村の暮らしを切り取った体験をこの夏日高村でお待ちしてます。
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