朝の連続テレビ小説「らんまん」についてラジオ深夜便でお話ししました。 2023年4月11日(火) 日本列島くらしの便り 高知県日高村 安岡千春 きょうは、高知が産んだ植物学者の牧野富太郎さんの生涯を…
【ラジオ放送のアーカイブより】
ラジオ深夜便 2019年3月25日 高知県 安岡 千春
桜の開花宣言でにぎわっているこの頃ですが日高村もだいぶ咲き始めました。
このころになると仁淀川にハヤゴ釣りに行きたくてウズウズしているわたしです。
中々タイミングが合わなくて今年はまだいけてないです。
先日、私も通った日下小学校の卒業式でした。16人の子どもが卒業しました。
私が卒業したころは58人もいたのに少なくなりました。その卒業式で歌われるのが校歌ですが、校歌は変わっていません。
「烏の森のそのふもと・・・」学校の裏山の頂上にあるこんもりした森なのですが私たちは、小学校の時よく授業で烏の森に遊びに行きました。ドングリを拾ったり、木に登ったり、私は木登りが得意で背が低いのでその後チビザルとあだ名がついてしまったことを思い出します。
多分、今の子供たちは授業で行くこともないでしょうから、どこに烏の森があるのかも分からず歌っているでしょうね。きっと
その、烏の森にも一緒に登った幼馴染のよし君の子どもさんと私の子どもが同級生で、20年前に日下小学校を卒業しました。その時、よし君が子どもたちのために作った歌があります。その歌も校歌と一緒に歌い継がれていて、一番涙を誘う歌となっています。
「この歌を聴くと親も虐待なんかできんなるよねー」と父兄と話すことが多いです。
その曲が「時間をかけて」という曲で、子どもの気持ちと、親の気持ちがそれぞれの親子でひとつの思い出に帰る。
この瞬間が私は好きです。
卒業生を持っているご家庭は 入学の準備で忙しく アルバムを開く間もなく生活に追われている事でしょう。ほんの小さな事でも、親子で時間を振り返ってみてはいかがでしょう。
卒業を迎えた親子だけでなく、いくつになってもそこには、一瞬で帰れる 共通の思い出があるはずです。そんな瞬間がギクシャクした関係を修復できるきっかけになるかもしれませんね。
先ずは、明日から、私から
「時間をかけて」
素直になれなくて 生意気ばかり
手をつないで 歩いた頃がなつかし
いろんなことがあった、忘れていたけど
机の奥にしまい込んでた
入学式の時、あなたと離れて
友達と一緒に座ったよ
運動会では あなたがいるから
頑張って夢中で走ったよ
- 長い長い 時間をかけて
こんなに大きく なったけれど
長い長い時間をかけて
あなたのような 大人になりたい
修学旅行では はしゃいでいたけど本当は
電話かけたかったよ
卒業式の朝 あなたの顔見て
少しだけ胸が痛くなったよ
- 繰り返し
ありがとう 父さん 母さん
うまく言葉では 言えないけど
ありがとう 先生 友達
大人になっても 忘れないきっと
★繰り返し
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